Beauty
2023.05.19
髪を後ろで束ねようとして、バレッタがするっと落ちてしまう。髪型がぺたんこになり、顔に張りついているように見える…。なんてことありませんか?それは「髪が細くなっている」のが原因かもしれません!
髪が細くなる原因は「加齢」だけだと思っていませんか。実は、年齢に関わらず、髪は細くなってしまうのです。
そのひとつは頻繁なパーマやカラーリングによるダメージです。髪を覆うキューティクルは剥がれやすく、パーマ・カラーリング剤の刺激でダメージを受けてしまいがちです。そこから髪の主成分であるケラチン(たんぱく質の一種)が抜け出てしまい、髪が細くなってしまうのです。
また、肌はしっかり紫外線から守っているのに、髪はそのまま露出しているというのも問題アリ。紫外線は肌同様、キューティクルにとっても強い刺激となり、ダメージを悪化させます。他にも、バランスの悪い食生活や寝不足、ストレスの蓄積といった生活習慣の乱れもご用心。ボリュームのある髪を長持ちさせるには、若い時からの対策が大切なのです。
女性ホルモンの一種エストロゲンには、髪を長く健やかに保つ働きがあります。加齢とともにエストロゲンの分泌量は減りますが、若くても無理なダイエットや運動不足、ストレスなどで体調を崩すと、エストロゲンの量が減り、髪が細くなってしまうことがあります。
エストロゲンの量を維持するためには、植物性エストロゲンと言われる大豆イソフラボンを豆腐や納豆から十分に補うこと。エストロゲンの生成をサポートするビタミンEを含むアーモンドやアボカド、かぼちゃ、髪の主成分であるたんぱく質は肉・魚・卵から摂りましょう。赤身の魚は、たんぱく質のほかにエストロゲン分泌に役立つビタミンB6も摂れるので、一石二鳥です。さらに、たっぷりの睡眠や適度な運動、ストレスをこまめに発散することも、女性ホルモンのバランスを整えるのに欠かせません。正しい生活習慣を心がけましょう。
ふんわりとしたボリューミーな髪をつくるには、髪の健康に気を配って、丁寧なお手入れを毎日行うこと。
<頭皮マッサージ>
まずは頭皮マッサージです。頭皮をマッサージして柔らかくし、血行を良くして髪に栄養がしっかり届くようにします。頭皮をほぐすようにゆっくり丁寧にマッサージしましょう。
<髪の乾かし方>
髪に負担をかけないドライヤーのあて方も注意しておきたいところです。ドライヤーの熱も、髪の成分であるケラチンを変質させ、キューティクルを傷めます。1日のドライヤー回数は、シャンプー後と、外出前のスタイリングの2回が目安。また、熱風がダイレクトに髪にあたらないよう、20cmほど髪から離し、髪を熱から守る洗い流さないトリートメントをあらかじめなじませておくことも大切です。
<紫外線防止>
そして忘れてはいけないのが、紫外線ケア。でも日傘は面倒、帽子だとスタイリングが崩れてしまう、という人は、紫外線から髪を守る効果のあるヘアミストやヘアミルクがおすすめ。外出前につけるだけで、紫外線による髪へのダメージを予防できますよ。
まだ若いからといって油断は禁物。間違ったヘアケアや乱れた生活習慣を続けるうちに、あっという間に髪が細くなり、ぺったんこになってしまうかもしれません。ひどくならないうちに、早めの対策が肝心!毎日のお手入れや生活習慣を今一度見直してみてくださいね。
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