Beauty
2024.10.03
秋が深まるにつれ、髪のツヤ低下やパサつき、枝毛や切れ毛の増加に悩んでいる人が多いのではないでしょうか?カラーリングをしている人は、退色して黄みや赤みが強く出てしまうことも…夏の強い紫外線や冷房による乾燥などによって蓄積されたダメージが表面化するのがこのタイミングゆえ、秋は髪のトラブルが増える季節だといわれています。
そのような事情から秋はヘアカラーを入れても退色しやすい傾向に。せっかくカラーリングをするのであれば、美しく発色させ、そのカラーを長持ちさせたいですよね。そのためにできるヘアケア、カラー選びのコツなどをこちらでお伝えしていきますね。
■1:カラーリング前にダメージ補修を
夏のダメージによって、キューティクルや内部のタンパク質が損傷した髪は、スポンジのようにヘアカラーを吸収しやすいのですが、とどまりにくく、染料が流出しやすいのが特徴です。そのため、思うような発色が叶わないことも多く、きれいに仕上がった場合も色が持続しない傾向に。美しいヘアカラーを実現・持続させるために大切なのは、まずダメージを与えないこと。そしてダメージをしっかり補修することも不可欠です。下記の3項目を実践してみてくださいね。
①ヘアケアをダメージケア用のものに切り替える
補修効果の高いトリートメントやヘアマスクでケアするのがおすすめです。
②髪に摩擦を与えない
ブラッシングや洗髪時、洗髪後のタオルドライは、特に摩擦が生じやすいです。キューティクルを傷つけないよう、毛の流れに沿うように、やさしく丁寧に扱いましょう。
③洗髪後は濡れたまま放置しない
ダメージが気になりやすい毛先を中心にアウトバストリートメントを塗布してからドライヤーで素早く乾かしましょう。熱ダメージから髪を守る成分が配合されているものがおすすめです。アウトバストリートメントを使うことでキューティクルの補修ができ、カラーも長持ちしますよ。
■2:髪がダメージを受けにくいカラーリング剤の選択を
ヘアカラーで髪の毛が痛む理由は、薬剤に含まれる脱色成分の過酸化水素。過酸化水素が入っていない1剤式のカラー剤や、オーガニックカラーなどを選ぶことで、ダメージを軽減することができます。髪の表面に着色するヘアマニキュアや植物染料のヘナ、カラートリートメントなどをセレクトするのも一案です。
■3:赤味を含むカラーを選ぶ
ヘアカラーの色みは、大きく分けると「寒色系」と「暖色系」に二分されます。ダメージが気になる髪におすすめしたいのは「暖色系」のヘアカラー。アジア人の髪が、もともと「赤」の色素を多くもっているため、ブラウンやオレンジ、ピンクなどの赤味を含む暖色系のヘアカラーはなじみやすく、きれいに発色しやすいのです。流出してしまった赤みを補うことで、髪が艶やかに見えるという利点も。アッシュやマット、シルバーなどの「寒色系」は、透明感や抜け感が出やすいですが、髪が痛んだ状態だと色が定着しづらく、パサつきが強調されてしまう可能性もあるので注意が必要です。
■4:色落ちを計算して深めにカラーを入れる
ダメージを受け、髪の色が抜けやすくなっている場合は、色落ちを計算したカラーリングを。深めに色を入れると、直後は希望したヘアカラーよりも暗く感じることがあるかもしれませんが、2週間くらいかけて少しずつ色が落ち、理想のカラーに近づきます。また、カラーリングの頻度を下げることができるので、ダメージの軽減にもつながります。こっくりとしたカラーは秋のファッションとも好相性ですし、色の変化を楽しむことができるというメリットもあります。
■5:ヘアカラー後の洗髪はぬるま湯&マイルドな洗浄成分のシャンプーで
一般的に、ヘアカラーは48時間ほどかけてゆっくり定着していきます。定着していない状態でシャンプーしてしまうと、定着していない染料が流出して退色が早まる原因になります。カラーリング後はできれば中一日おいてシャンプーするのが理想的。時間をあまり空けずに洗髪する場合は、お湯の温度に注意し、シャンプーもやさしい洗浄成分のものを選びましょう。キューティクルが開きやすくなるので熱いお湯は避け、ぬるま湯でやさしく予洗いやすすぎを。シャンプーはアミノ酸系洗浄成分のようなマイルドな洗浄力のものがおすすめです。
夏のダメージが表面化するこの季節の髪。ダメージ補修と艶やかに見えるヘアカラーで、美しい髪を取り戻し、秋らしいおしゃれを楽しみましょう。
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