Aroma
2023.06.30
気圧や湿度、温度などの変動によって、自律神経が乱れることが原因で起こる心身の不調を感じられたことはないでしょうか?実はかなり多くの人が何かしらの気象による不調を潜在的に抱えているのだとか。
以下のチェックリストで当てはまる項目がある人は、低気圧や寒暖差などの気象による不調の影響を受けやすい可能性があります。
□季節の変わり目や雨が降る前に頭痛やめまいなどの体調不良が起こる
□天気によって気分が浮き沈みして、気分がふさぎ込むことがある
□雨が降ると疲労感が抜けない
□天気が崩れると肩こりや首こりがひどくなる
□日中、エアコンが効いた部屋で過ごすことが多い
□乗り物酔いをしやすい
□エレベーターに乗ると耳が痛くなる
頭痛やめまい、肩こりなどの体の不調に加え、気分の浮き沈みなどのメンタル面の不調を抱える人も多く、何気に辛いのがこの気象による不調の特徴です。
そんな不快症状ですが、頭痛や肩こり、疲労感などはアロマを取り入れることで、症状が緩和し、過ごしやすくなることも。ヤマサキで「アロマテラピー検定1級」をとり、日常生活にアロマを取り入れているPR担当者に、効果的なアロマの取り入れ方を教えてもらいました。
高いリラックス効果をもたらすといわれるラベンダーのほかに、スイートオレンジ、グレープフルーツ、イランイランにも、頭痛を緩和する効果があるといわれています。心地よいと感じられる精油でお試しいただくことがおすすめ。
肩こりや腰痛などの関節痛には、ホルモンバランスを整え、緊張感をやわらげるといわれているイランイランを。パンパンに張り詰めた肩や腰まわりをゆるめるのに最適です。また、すっきりとした香りのレモン精油もおすすめ。レモンの精油に含まれるリモネンには、血行促進の効果があるので、むくみが気になるときにも◎。
お天気がくずれる前後に、疲労感が抜けなくなる場合はペパーミントを。スッと鼻どおりがよくなる清涼感のある香りは、心身をリフレッシュさせ、活力を与えます。「若返りのハーブ」という異名をもつローズマリーも、刺激活性効果があるので、疲労感をやわらげ心身を健やかに保つ効果が期待されます。
また、ラベンダー:グレープフルーツ:フランキンセンスを1:1:1でブレンドしたオイルは緊張感をやわらげ、心地よい眠りに誘うラベンダーを中心とした、さわやかな香りのブレンド。目の疲れや全身の疲れは、精神疲労を緩和する精油や、冷えやストレスの解消に効果のある精油を使って、疲れたなと思ったら、症状が軽いうちに、早めのアロマと休息・睡眠で心身の疲れを取ることがおすすめです。
天候の影響で無気力に陥った場合は、ジャスミン:グレープフルーツを1:2の割合でブレンドしたオイルを。エキゾチックなジャスミンと、ほんのりビターなグレープフルーツの組み合わせは、ポジティブな気持ちとやる気を引き出し、頭の働きをよくします。
紹介した精油は、アロマディフューザーを使用して芳香浴を行うほか、入浴時にお湯を張った洗面器に2〜3滴精油を垂らす、もしくはマグカップに60〜70℃のお湯を入れて1~2滴の精油を香らせ、深呼吸するのも有効です。外出先で頭痛に見舞われた場合は、ハンカチやティッシュに1滴仕込んで香りを嗅いでみて。
アロマは、もちろん症状が出てしまってから使用しても効果に期待ができますが、予防的に使用するのがベター。症状が出そうなとき、もしくは出始めに手早く取り入れられるよう、症状に合うお気に入りの香りを常備しておくと心強いですね。
アロマオイルを使用する際の注意事項はこちらにまとめていますので、併せてお読みください。
#気象病 #低気圧 #寒暖差 #気象による不調
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