Beauty
2023.06.23
夏の強い太陽は、顔や体だけでなく、髪や頭皮にもダメージを与えます。肌には日焼け止めを塗ったり、UVカット素材の洋服を着たりして紫外線を防ぐことは、もはや常識。でも、髪の毛にまで気を配っているという方は少ないのでは?
太陽の光をまともに浴びる髪や頭皮は、紫外線の影響を受けやすい部分です。何の対策もせずにまともに夏の日差しを浴びるなんて、素肌のまま強い紫外線に肌をさらすのと同じこと。せめて日傘や帽子を利用しましょう。
でも、日傘や帽子だけでは、地面に反射して、下から浴びてしまう紫外線までは防げません。そんな時に便利なのが、UVケア用のヘアスプレーです。さまざまな成分入りのものが販売されていますが、UVカットだけでなく、髪や地肌に潤いを与えたり、ほのかな香りを髪につけたりできるタイプも! 自分に合ったUVケア用ヘアスプレーを使いましょう。
紫外線から髪を守るのはもちろん、健やかな髪のためには、内側からのケアも必要です。髪の毛は、ケラチンというタンパク質で作られています。そのタンパク質は、いくつものアミノ酸によって体内で合成されます。その時に使われる必須アミノ酸は体内では作り出せないため、食品として摂取することが必要。
また、タンパク質が合成される時に、その働きを助けるのがビタミンB6を始めとしたビタミン類。つまり、必須アミノ酸を含む食品やビタミンを含む食品を食べることは、健康な髪を作り、維持するためには欠かせないのです。
低カロリー高タンパク食品の代表格、大豆は必須アミノ酸を多く含んでいます。豆腐や豆乳などを積極的に食生活に取り入れましょう。ビタミンは、野菜やフルーツはもちろん、豚肉やレバー、卵といった動物性のものにも含まれています。食べたものは確実に体の一部になりますが、時間がかかるのも事実。髪の健康に欠かせない栄養素を持つ食品を日ごろから食べましょう。
昔から、ワカメや昆布、ひじきといった海藻を食べると髪に良い、髪の毛が生えてくるなどといわれますが、それは本当でしょうか?
海藻に含まれるミネラルは、体の新陳代謝に欠かせない栄養素。新陳代謝が活発になると血流も良くなるので、頭皮の血流も促されます。髪に必要な栄養素も届きやすくなるので、結果として「髪に良い」といえるでしょう。
ただし、髪の栄養になるタンパク質をしっかりとらないと、せっかく血流が良くなっても意味がありません。バランスの良い食生活が健康な髪を作る秘訣です。
もしもすでに髪が傷んでいるなら、今のうちに補修しておきましょう。傷んでキューティクルがめくれていると、水分を閉じ込めておくことができません。夏の強い日差しを浴びると乾燥が進み、さらに髪が傷むという悪循環に……。十分にケアして、夏の太陽に負けない強い髪にしておくことで、ダメージは最小限に抑えられます。
シャンプー・トリートメントをダメージケア用に変えるだけでなく、もっと積極的にケアするなら、ヘアパックやヘアエッセンスはいかが? 特に傷みやすい毛先を集中的にケアしておけば、ヘアスタイルもまとまりやすくなります。
強い日差しで傷みがちな夏の髪の毛ですが、UVケアや美髪対策で、ダメージを防ぐことは可能です。健やかな髪を守りながら、夏のおしゃれを楽しみましょう。
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