Beauty
2023.03.31
4月から紫外線の量が急激に増えはじめます。年間の7〜8割の紫外線が4月から9月に降り注ぐのだとか。お出かけ前に顔やボディに日焼け止めを塗るのに、頭皮と髪は無防備なままの人が目立ちますが、頭皮と髪も日焼けするのだということをお忘れなく。
肌老化の原因のおよそ7割が紫外線による「光老化」なのです。つまりエイジングによる老化はたったの3割。そんな有害な紫外線を、頭皮と髪は顔の3倍も浴びているということをご存知でしょうか?
1.頭皮の乾燥やフケの原因に
頭皮が日焼けすると、肌同様に乾燥します。そして皮がめくれてフケのようにはがれてしまいます。また、紫外線ダメージによってターンオーバーが乱れ、角質細胞が古くなる前にはがれてしまう場合も。
2.抜け毛や薄毛の要因にも…
日焼けはれっきとしたやけどです。頭皮がやけどを起こすと、髪の毛の元となる毛母細胞がダメージを受け、うまく機能しなくなることも。その結果、抜け毛が起きたり、新しい髪を作ることができなくなり、薄毛が進行することに。
3.白髪の発生を早める場合も
紫外線によって、髪の色を左右する「メラノサイト」がダメージを受けて機能が止まってしまうと、髪に色をつけられなくなり白髪の原因になってしまうかも。もし、分け目部分に白髪が多いと感じる人は、紫外線のせいかもしれません。
4.髪のパサつき、切れ毛の原因に
紫外線を浴び続けると、キューティクルがはがれやすくなり、髪内部のタンパク質の結合も切れやすくなります。当然、乾燥やパサつき、枝毛、切れ毛などの髪のトラブルに直結します。紫外線によって、カラーリングも褪色しやすくなります。
1.帽子や日傘を取り入れる
帽子や日傘で物理的に日差しを遮るのも有効。帽子はツバが広めのものを選ぶと、より遮断効果がアップします。
2.専用の日焼け止めを投入する
顔やボディ同様に、頭皮と髪にも日焼け止めを塗るのがベスト。とはいえ、顔やボディに使用するミルクタイプの日焼け止めは、べたついたり、シャンプーだけでは落ちにくかったりするので、兼用は避けて。おすすめは、頭皮と髪にも使用できるスプレータイプ。手を汚さずに、手早く簡単に塗布できます。
まずは炎症を抑えるために、冷水で冷やしたタオルで頭部を覆ってクールダウンを。その後、頭皮を刺激しないヘアケア製品で頭皮と髪を清潔に整えましょう。
これからの季節、しっかりと紫外線対策をおこなって、「光老化」から頭皮と髪を死守しましょう。
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