つらいPMSの不調を和らげるアロマ活用術
―腹痛、イライラ、だるさ―

Aroma

2022.11.30

新田 晃代

[ビューティエディター]

新田 晃代

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月経前3〜10日前くらいにはじまる「PMS(生理前症候群)」。
その症状は頭痛や腹痛、むくみなどの身体的なもの、イライラや気分の落ち込みなどのメンタル的なもの…とさまざまです。ほとんど自覚のない人もいれば、仕事を休まなくてはならないなど日常生活に支障が出る人もいる…と、症状の重さも個人差がありますが、7割以上の女性が何かしらの症状を感じているそうです。
PMSはホルモンバランスの乱れが関わっていると言われていますが、はっきりした原因はまだ解明されていません。

PMSの主な症状

【身体的な症状】
☑︎腹痛  ☑︎頭痛  ☑︎腰痛
☑︎むくみ  ☑︎過食
☑︎お腹の張り・便秘…など

【メンタル的な症状】
☑︎イライラ・怒りっぽくなる
☑︎不安・ネガティブ思考
☑︎睡眠障害…など

毎月訪れるつらいPMSの症状を緩和し、快適に過ごすために活用したいのがアロマです。ヤマサキで「アロマテラピー検定1級」をとり、日常生活にアロマを取り入れているPR担当者にPMSの症状別におすすめのアロマと、おすすめの取り入れ方を教えてもらいました。

PMSにおすすめの3つのアロマ

【身体的な症状】
腹痛・頭痛・腰痛

PMSの症状でもっともつらい痛みを緩和するのに期待できるのがクラリセージです。女性ホルモンのエストロゲンに似た成分が含まれているため、ホルモンバランスを整える効果があります。また、血行を促進して、体の緊張や痛みを和らげたりする効果があると言われています。シソ科の清々しい香りの中に、マスカットのような甘さがあり、幸福感をもたらすともいわれています。
◎おすすめのアロマブレンド レシピ
ゼラニウム 2:クラリセージ:1
クラリセージは単品で使用するほか、ブレンドすることもおすすめ。ゼラニウムには鎮痛が期待できるゲラニオールという成分が含まれています。また、こちらの組み合わせは、PMSが出る前に使用することで症状の軽減や予防が期待できます。


☑︎
むくみ
手足や顔のむくみにおすすめしたいのが、腹痛・頭痛・腰痛でも紹介したゼラニウムです。バラに似た甘い香りのゼラニウムは、体内に蓄積した水分や老廃物の排出を促す効果があるといわれています。
◎おすすめのアロマブレンド レシピ
ベルガモット2:ジュニパーベリー1
むくみ解消に期待大の組み合わせ。ベルガモットには血流促進効果、ジュニパーベリーには冷えを取り除き利尿効果があるので、体の巡りよくして、むくみの原因となる水分を排出してくれます。適度な運動を行ったあとに使用するとさらに効果がアップ。

☑︎過食

食欲を抑える効果があることで有名なグレープフルーツの香りは、PMSで食欲をコントロールできなくなるという方にもぴったりです。ほんのりビターでフレッシュな香りのグレープフルーツは、血液やリンパの流れを促し、老廃物の排出を促す効果があるので、うっかり食べ過ぎてしまったあとにも取り入れたいですね。


☑︎お腹の張り・便秘
お腹にガスが溜まり不快な場合やお通じが滞っているときに取り入れたいのがペパーミント。胃腸の不調を整える効果があり、クリニックで使用されることも。鎮痛効果もあるため、腹痛や腰痛を併発している場合にもおすすめです。
◎おすすめのアロマブレンド レシピ
ペパーミント2:レモン1
胃腸の働きをサポートするペパーミントに消化促進効果のあるレモンを組み合わせることで、よりスムーズな症状緩和に期待ができます。


【メンタル的な症状】
☑︎イライラ・怒りっぽくなる

感情のコントロールが難しくなる月経前は、イライラしやすく怒りっぽくなりがち。そんなときは、ラベンダー、ローズ・オットークラリセージを取り入れてみましょう。ラベンダーとローズ・オットーに含まれるリナロールという成分にはリラックス作用や鎮静作用があり、心を落ち着けてくれます。クラリセージは女性特有の悩みに寄り添い、オキシトシンという幸せホルモンの分泌を促してくれます。
◎おすすめのアロマブレンド レシピ
ラベンダー2:イランイラン1
リラックス効果の高いラベンダーとホルモンバランスを整える効果があるといわれるイランイランの組み合わせで、心を平穏に保って。


☑︎不安・ネガティブ思考
月経前に漠然とした不安に押しつぶされそうになったり、落ち込みやすくなったりする人には、ゼラニウムを。ゼラニウムに含まれるフローラル調の香り成分・ゲラニオールには抗うつ作用があり、心に対するサポートが期待されます。女性ホルモンの働きを助ける効果もあるので、不安やネガティブ思考以外のPMSの症状にも効果的です。


☑︎睡眠障害
寝つけない、途中で目が覚めてしまう…などの睡眠障害は、疲れがとれなかったり、昼間に眠気が出てしまったりと日常生活に支障をきたすことも。ここは、リラックス効果が高く、安眠を促すラベンダーを取り入れてみてください。ラベンダーの香りを取り入れた睡眠は、香りなしの睡眠よりも深い睡眠の時間が長く、覚醒が少なくなるというデータもあります。
◎おすすめのアロマブレンド レシピ
ラベンダー2:ベルガモット1:カモミールローマン1
フレッシュな香りで情緒を安定させ、質のよい眠りに導く効果が期待できます。


身体的な症状の場合は、ホホバオイルやアルガンオイル、アーモンドオイルなどのキャリアオイルとアロマを混ぜて、マッサージで取り入れてみてください。メンタル的な症状の場合はアロマディフューザーなどを使って空間を香らせ、リラックスして過ごすことを心がけてみてくださいね。

また、どちらも体を冷やすと症状が強く出やすいので、お湯を張った洗面器にオイルを垂らし、アロマの香りをバスルームに広げながらゆっくりと湯船に浸かり、体を温めることもお忘れなく。

アロマオイルを使用するときの注意点は、こちらの記事をご参照ください。

 


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