冷えは万病のもと! カンタン4つの温活で冷えないからだづくりを

Life Style

2021.12.27

新田 晃代

[ビューティエディター]

新田 晃代

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この季節、「冷え」に悩まされている女性は多いのではないでしょうか?
成人女性の理想的な体温は、36.5〜37℃だといわれていますが、忙しい現代人は、ストレスや寝不足、バランスの悪い食生活などがたたり、平熱が35℃台という低体温の人が増えています。
とくに筋肉量の少ない女性は、からだが熱を生み出しにくいため冷えやすく、7割以上の女性が冷えを自覚しているとのデータも。

低体温はこんなに危険

体温が1℃下がると、免疫をつかさどる白血球の働きが30%以上もダウンします。
血流も悪くなり、放置すると排泄機能の低下、アレルギー・自律神経失調症などを発症しやすくなります。なんと、がん細胞がもっとも繁殖しやすいのが35℃台だとか。恐るべし、低体温。
「冷えは万病のもと」という言葉のとおり、さまざまなからだのトラブルを引き起こす原因になるのです。
冷えは、健康面だけでなく、頭皮や髪、そして肌など美容面にも悪影響を及ぼします。「頭皮の冷え」についてはこちらで詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
基礎代謝も下がってしまうので、太りやすく、疲れやむくみも溜まりやすくなることもあります。健康と美容にとってまさに「冷えは大敵」。自覚がない人も十分な注意が必要です。

そこでみなさん、体温1℃アップをめざして「温活」をはじめてみませんか?
毎日の生活の中で、少し意識を変えると実践できる「温活」の方法をお伝えします。

すぐに実践できる4つの温活法

1.冷たいものをなるべく摂らない
飲み物は常温か温かいものを。冷たいものを口にしなくてはならないときは温かいものと一緒に摂るなどの工夫を。からだを温めるといわれている大根や蓮根などの根菜類、生姜やネギ、ニンニクなどの香味料、味噌やチーズなどの発酵食品を毎日の食事に積極的に取り入れるのもおすすめです。
化学調味料はからだを冷やすといわれているので、味付けにもこだわりたいですね。

2.適度な運動をおこなう
運動して筋肉量を増やすことも冷え改善に効果的です。とくに、筋肉の70%が下半身に集中しているので、足腰を鍛えることが温活の第一歩になります。
わざわざジムに通わなくても、歩く量を増やす、エレベーターではなく階段を使うなど、習慣を少し変えるだけでもOK。
また、同じ姿勢をとり続けていると血流が悪くなるので、デスクワークが長い人は、1時間に1度は席を立ち上がる習慣を。椅子に座ったままストレッチを取り入れるもの効果的です。

3.38〜40℃くらいのお湯にゆっくり浸かる
寒い日はついつい温度が高めの湯船に浸かりたくなりますが、温活に効果的なのは38〜40℃のややぬるめのお湯に浸かることです。
お気に入りの入浴剤を入れたバスタブにリラックスしながら浸かると、からだの内側までしっかりと温まり、1日の疲れも吹き飛ぶはず。ちなみに40℃以上のお湯では、急激に上がった体温にからだが反発して体温を下げようと機能して、かえって冷えてしまうこともあるので気をつけましょう。

4.三つの首を温める
三つの首(三首)とは、首・手首・足首のこと。三首は脂肪がつきにくく、皮膚のすぐ下を太い血管が通っているので、外気の影響を受けやすく、この部分が冷えると冷たい血液が全身に流れ、からだ全体が冷えてしまいます。
とくに手首や足首には子宮や卵巣の反射区があるため、温めることで女性特有の悩みが改善されるなど、温活の効果を実感しやすい場所です。外出する際には、マフラーや手袋、レッグウォーマーなどで三首をしっかりとガードすることを心がけて。三首以外にお腹や背中の冷えを感じる場合は、カイロや腹巻きをうまく使うのがおすすめです。

以上、すぐに取り入れられる4つの温活法をご紹介しました。この冬は、温活で健康で美しい「冷えない女」をめざしましょう。

 

 

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