Beauty
2021.09.30
ツヤのある美髪は上品で清潔な印象に欠かせないポイント。
しかし、パーマやカラーリング、紫外線やドライヤーの熱によって、髪は毎日ダメージを受け続けています。ダメージを受けた髪は、ハリ・コシ・ツヤがなくなり、指通りも悪くなります。
一度ダメージを受けた髪は、そのままでは元に戻らないため、放置すれば髪の状態は悪くなるばかり。美容室にこまめに通ってケアできれば良いですが、毎日の生活が忙しくて美容室に通う頻度は1ヵ月〜3ヵ月に1回程度という人は多いのではないのでしょうか。美髪を保つには毎日のケアが大切です。いかにこまめにホームケアを行い、継続するかがカギになります。そんなときに活躍してくれるのがトリートメントです。
トリートメントには「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」があるのをご存知でしょうか。
洗い流すトリートメント
髪は3層構造になっており、いちばん外側にあるのが「キューティクル(毛小皮)」です。キューティクルは、うろこ状に重なり合うことで、内部のタンパク質や水分を逃さない役割がありますが、非常に薄い膜のため、乾燥や摩擦に弱いという特徴があります。「洗い流すトリートメント」は、傷んで剥がれてしまったキューティクルに吸着、また毛の内部にも浸透し、髪の傷んだ部分を補修する働きがあります。シャンプー後、時間をかけて浸透させてからしっかり洗い流すことで効果を発揮します。
洗い流さないトリートメント
「洗い流さないトリートメント」は髪に塗布してから洗い流す必要がないため、補修成分が1日中残り続けます。そのため、「洗い流すトリートメント」の働きに加え、紫外線や乾燥などの日中のダメージからも髪を効果的に守ることができるのです。
「洗い流さないトリートメント」の特徴と正しい使い方を確認しておきましょう。
朝用と夜用は目的によって使い分ける
夜用の洗い流さないトリートメントの1番の特長は「補修」。お風呂上がりの濡れた髪に使用することで、髪が吸収した水分もしっかり閉じ込め、髪のキューティクルや内部の補修をすることができます。トリートメントを髪になじませた後、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。ダメージが気になる部分からつけると効果的です。
朝用の洗い流さないトリートメントは、これから受けるダメージから髪を「保護」してくれます。日中の紫外線やドライヤー熱などの外部刺激から保護しながら、キューティクルの補修もしてくれるのです。
どちらも洗い流すトリートメントだけでは補えない機能を持っています。朝と夜、毎日使えば、万全のケアが期待できます。
タイプの種類
洗い流さないトリートメントは、オイルの配合比率やテクスチャー・仕上がりなどによって「クリームタイプ」「ミルクタイプ」「ジェルタイプ」などに分けられます。
また、水溶性の有効成分により、乾いた髪に潤いを与える「ミストタイプ」もあります。
注意点
髪用トリートメントは髪のみに使用し、頭皮にはつけないようにしましょう。また、使い方や使用量は、商品によって異なります。適当な使い方をせず、正しい方法を守りましょう。
朝用の洗い流さないトリートメントにはスタイリング効果を兼ねたものもあります。
寝癖直しの場合、ミストタイプなら、寝ぐせのある部分の根元から毛先までよく濡らしてブローすることで、潤いを保ちながらスタイリングができます。ミルク・クリームタイプなら、乾いた髪に使い、全体の広がりやボリュームを抑えたりと、手ぐしで自然なヘアスタイルをつくれます。
トップにふんわりボリュームが欲しい場合は、ボリュームアップ用のトリートメントを選びましょう。ミストやジェルタイプなど様々な商品が販売されていますので、使用方法をよく読み、好みのテクスチャーや使いやすさも考え、自分に合ったアイテムを見つけましょう。
美髪を保つには、入浴時の洗い流すトリートメントにプラスして、洗い流さないトリートメントを毎日使うこと。洗い流しの手間もなく、日々のスタイリングにも使えるトリートメントなら無理なく続けられそうですね。
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