Beauty
2021.04.30
朝の寝ぐせ直しやスタイリングに水を使う人も多いのでは? でも、それって髪にダメージを与える原因になるのです。こんなときに、ドライヤーの熱から髪を守り、保湿やスタイリングを同時に行えるのがヘアミスト。
今回は、香りを楽しむヘアフレグランスとしても手軽に使える、ヘアミストの特徴と使い方をご紹介します。
髪はうろこ状のキューティクルで覆われています。キューティクルは髪内部の水分やたんぱく質などの成分が、外に出ないようにふたをする役目と、髪のツヤをきれいに保つ役割があります。
髪に水をつけると、キューティクルが開き、内部の成分が出やすい状態になります。さらに、そのまま自然乾燥させてしまうと、キューティクルも損傷しやすくなり、髪のツヤもなくなります。
ヘアミストは、ヘアケアとスタイリング両方の機能を持っています。前述したように水でスタイリングするとキューティクルが開いてしまい、髪が乾燥する原因になってしまいます。一方、ヘアケア効果が期待出来るヘアミストでスタイリングすると、美髪成分が髪をコーティングすることで、潤いを閉じ込め、乾燥を防いでくれるのです。また、ドライヤーやヘアアイロンの熱、紫外線やエアコンの乾燥などからも髪を保護します。
霧状になっているため、朝の忙しい時間に、短時間でスタイリングできるのもヘアミストの特徴のひとつ。さまざまな機能を持ち、簡単に使えるヘアミストは、だれにでも使いやすいアイテムです。
自分に合ったヘアミストを選ぶために、主な種類と特徴を把握しておきましょう。ヘアミストはその特徴によって、大きく3つに分けられます。
ヘアケアができるヘアミスト
ダメージの原因から髪を守るためのヘアミストです。保湿やダメージ補修の効果があり、ヘアケア成分を配合しているのが特徴です。
スタイリングに便利なヘアミスト
前髪の立ち上がりや、頭頂部のボリュームアップなど、部分的なスタイリングに使えるヘアミストです。スタイリングのキープ力はさまざまなので、めざすスタイルによって選びましょう。
フレグランス効果のあるヘアミスト
ヘアフレグランスとして利用できるヘアミストも増えています。香水よりも香りがほのかなのが特徴です。また、いい香りがするだけでなく、飲食店や電車での料理や汗などの嫌なにおいが髪につくのを防いでくれます。
その他、上記の3つの機能を全て兼ね揃えたアイテムもあります。
「ヘアケアはしたいけれど、無香料がいい」といったように、好みや用途によって使い分けましょう。
ヘアミストは、霧状のため、髪にムラなくつけることができるので、使い慣れていない人にも簡単に扱えます。さまざまなスタイリング剤で失敗しやすい一番の原因は「つけすぎる」こと。でも、霧状のヘアミストなら「つけすぎる」心配が少ないのです。
基本的には髪の表面ではなく内側に、ノズルを上向きにして髪の下から2~3プッシュ吹きかけます。フレグランス効果がある場合、表面につけると香りがきつくなることがありますので注意しましょう。内側につけた方が、さりげなくふわっと香りを漂わせることができます。
商品によって推奨している使い方があるので、正しい使い方をご確認ください。
髪もお肌と同じで、紫外線や乾燥、ほこりと、さまざまなダメージの危険にさらされています。さらに、ドライヤーやアイロンは使い方を間違えると、熱でたんぱく質が変性し、髪の内部に影響を与えます。
朝、ヘアミストで簡単にお手入れするだけで、外出先でもきれいな髪をキープできます。目的に応じた使い方で、ヘアミストを朝のヘアケアに気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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