「女性の薄毛や脱毛は、ホルモンバランスの乱れが大きな原因」といいつつも、実はそれだけとは言い切れないのが髪の毛の複雑で繊細なところ…。ホルモンバランス以外にも、日常生活や頭皮環境などさまざまな要因がからまっていて、それを1つ1つ丁寧に取り除いていくことが、育毛には大切なのです。まずは下の項目をチェック。思い当たることがある人は、まずはヘアケアや生活スタイルを見直して!
頭皮に炎症があると、ヘアサイクルを休止期に誘導する物質が作り出され、脱毛を引き起こしてしまいます。また、間違ったヘアケアで、皮脂腺に汚れなどが詰まってしまうと、炎症(脂漏性皮膚炎)や菌の繁殖の原因になり、かゆみや吹き出ものが発生するうえに抜け毛も加速。せっかくの育毛剤も浸透しにくくなります(図1)。また、紫外線を浴びることで、頭皮の炎症やダメージのリスクが高まるので、日除けやUVケアも大切です。
頭皮の毛細血管の血流が悪くなると、髪の毛を生み出す毛母細胞に栄養が届かず、元気な髪が育ちません。特に冷えやすい女性は要注意です。(図2)
ストレスが多い生活を続けていると、女性ホルモンのバランスが乱れることも。女性ホルモンが減って、男性ホルモンが優位になると、脱毛の原因になります。
髪はケラチンというタンパク質でできています。ケラチンを構成するアミノ酸が不足すると、健康な髪は育たなくなります。ダイエットなどで栄養が偏ると、脱毛につながることも…。
睡眠時間が少なく毎日の疲れがとれない場合、身体機能が低下します。この場合、真っ先に影響を受けるものの1つが、髪だと言われています。
ヒゲや体毛などを濃くする反面、頭皮では髪の成長を止める因子を分泌するという、ひねくれ者な一面があるのが男性ホルモン。男性にとっても「多ければいい」というものではないようです。女性のホルモンバランスの乱れによる脱毛も、結局は男性ホルモンが原因。女性ホルモンが減少して男性ホルモンの働きが強く出た時に、脱毛が起こってしまうというわけです。
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