意外と知らない…髪の毛のしくみって?

髪って何でできてるの?

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髪の毛の構造はよく“のり巻き”に例えられます。キューティクルが海苔、コルテックスがご飯、そしてメデュラが具と考えると、ほら!イメージしやすいですよね。そしてそれぞれ図のような役割がありますが、なぜかメデュラだけ正体不明…。人間の進化の途中で残ってしまった名残りのような物では? と言われていますが、これだけ科学が進んでもわからない部分があるなんて、髪ってちょっと神秘的ですね。

髪は主にケラチンというタンパク質でできています。タンパク質は約20種類のアミノ酸の組み合わせでできていますが、アミノ酸の種類や量によって、タンパク質の特長は違ってきます。例えば、肌も髪も同じタンパク質なのにまったく別のものに見えるのは、アミノ酸の組み合わせが違うから。特に、肌には数%しかないシスチンというアミノ酸が、髪には20%弱も含まれていて、これが髪独特の硬さや感触を生み出しているのです。

髪って何でできてるの? 図
プチCOLUMN
分子レベルで“離して”“くっつける”のがスタイリング

コルテックスはさまざまな分子が結びついてつくられています。そして私たちは、この分子の結びつきをいったん離して、くっつけ直すことでスタイリングをしているのです。パーマはパーマ液を使ってシスチン結合と言われる結びつきを切り離し、カールをつけた位置でまた結合させています。一方、寝ぐせを水やヘアミスト剤などで濡らしてブローするのは、水素結合に働きかけるため。キレイのためのスタイリングも、実は“化学”だったんですね。

コルテックスの結合様式モデル図

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