髪の毛の内部までしっかり染める2剤式ヘアカラーや1剤式ヘアカラーのような永久染毛剤に対して、髪の表面だけを一時的に染めるヘアカラーは、半永久染毛料や一時染毛料と呼ばれ、種類もいろいろ。それぞれの特徴をよくチェックして使い分けましょう。
【ヘアマニキュア】
- 1剤式や2剤式に配合されている酸化染料を使っていないので、頭皮が敏感な人や酸化染料にアレルギーがある人に好まれている。
- ややムラになりやすく、頭皮に着色しやすいので、自分で染めるのは難しい。サロンで染めてもらうとキレイに仕上がる。
【カラートリートメント】
- シャンプー後のトリートメントの代わりに使用。アレルギーリスクが低く、コンディショニング効果が高いため、髪と頭皮にやさしい。
- 染める力は本来弱めだが、近年の研究が進み、染め上がりも進化してきている。数回使い続けることで、白髪を目立たなくさせることができる。
【マスカラタイプ・ハケタイプ】
- 頭皮や髪を傷めることも少なく、シャンプーで簡単に落とすことができる。あくまで一時的なメーキャップ効果や、白髪隠しが目的のアイテム。
- 中には、使い続けることで髪が徐々に染まっていく、半永久染毛料と一時染毛料との中間的なアイテムもある。
- ヘアカラーのタイプについてはコチラをご覧ください。
- 2剤式ヘアカラーについてはコチラをご覧ください。
- 1剤式ヘアカラーについてはコチラをご覧ください。
プチCOLUMN
こんな素材で染めるヘアカラーもあり
一般的なヘアカラーのタイプ分けとは別に、独自の染毛剤を使ったちょっと個性的なヘアカラーをご紹介します。「こんなのもある」と覚えておくと、選択の範囲が広がりますね。
【ヘナカラー】
エジプトイボタノキという植物染料で染めるヘアカラー。染まるまでに時間がかかり、染め上がりは、オレンジや赤味のある色に限定されます。
【光染毛】
金属塩の化学反応によって黒く染まるヘアカラーで、日光に当たることで、徐々に髪が染まっていきます。ヘアカラー後、パーマや他ヘアカラーを使うと、髪が緑色になることがあるので注意が必要です。